みなさん、ホロライブENの人気VTuber「森カリオペ」さんをご存じですか?
そのカリスマ性と本格的なラップスキルで、多くのファンを魅了している彼女ですが、実は「中の人」ではないかと噂されている人物がいます。
その人こそ、アメリカ出身のラッパー「DEMONDICE」ことカレンさんです。
今回は、私が実際に感じた共通点や驚いた情報、そしてファンとしての想いを込めて、「森カリオペ=カレン説」についてまとめてみました。
少し長くなりますが、ぜひ最後まで読んでいただけるとうれしいです。
声の特徴が完全に一致している
最初に私が「もしかして同じ人では?」と気づいたのは、やっぱり声でした。
森カリオペさんの声って、少し低めでクールな雰囲気がありますよね。
とくにラップになると巻き舌の利いたスムーズなフローが目立って、とにかくカッコいいんです。
その一方で、カレンさんのラップ(DEMONDICE名義)を初めて聴いたとき、私は思わず固まりました。
「これ、同じ声じゃん!」と。
声のトーンもラップのリズム感もほぼ同じ。
ヒップホップ好きな私としては、声って“楽器”みたいなものだと思っていて、音の運び方や発音のクセってごまかせない部分なんです。
英語と日本語を自然に織り交ぜるスタイルや、歌詞に込められた哲学的な世界観も、完全に一致していました。
これはもう偶然とは思えませんでしたね。
同じMIX師が楽曲を手がけている
次に私が気づいたのが、どちらの楽曲にも関わっている「MIX師」の存在です。
音楽の完成度においてMIX(ミックス)はとても大事な作業で、音のバランスや聴き心地を整える職人のような存在なんです。
森カリオペさんの楽曲を手がけているのは「K’s/Coro」さんという方なのですが、この方、なんとDEMONDICEの楽曲にも長く関わっているんですよね。
X(旧Twitter)などで実際に「Mori Calliopeの曲を担当しました」と公表していることからも裏付けがあります。
アーティストが信頼するMIX師をずっと使い続けるのはよくあることで、これはかなり信ぴょう性の高い証拠だと思いました。
映画の趣味までピッタリ
少しマニアックな話ですが、カリオペさんとカレンさん、映画の趣味まで一致してるんです。
私は映画が好きなので、VTuberの配信でもよく「どんな映画が好き?」って話題に注目しています。
そんな中、森カリオペさんが配信で「The Boondock Saints(邦題:処刑人)」という映画を熱く語っていたのを覚えています。
「えっ、こんなニッチな映画好きなんだ!」と驚いたんですが、もっと驚いたのは、カレンさんもSNSでまったく同じ映画を「大好き」と投稿していたことです。
宗教的なテーマや独特な映像美を持つこの映画、日本ではあまり有名ではありません。
だからこそ、同じ映画に深い共感を持っているというのは、単なる偶然とは思えませんでした。
イラストのタッチがそっくり
さらに驚いたのが「絵のタッチ」です。
カレンさんは音楽活動と並行して、自分で描いたイラストもSNSなどでよく公開していました。
柔らかくて独特な雰囲気のある絵柄で、私は個人的にとても好きです。
一方、森カリオペさんも、配信内で「これ自分で描いた」と言っていたイラストを何度か見たことがあります。
その絵が…びっくりするくらい似てるんです。
目の描き方や陰影の入れ方、線の強弱に至るまで、まさに同じ人が描いたとしか思えませんでした。
私自身、絵に詳しいわけではありませんが、それでも一目で「似てる!」と感じるほどでした。
コーヒーが苦手という共通点も
ここまで来ると、もう偶然の一致とは思えないレベルですが、最後に紹介したいのはちょっとした“かわいらしい共通点”。
それは「コーヒーが苦手」ということ。
森カリオペさんは初配信で「コーヒーはちょっと苦手」と話していたんですよね。
そしてカレンさんも、昔のSNSで「コーヒーあんまり得意じゃない」と言っていたんです。
小さなことかもしれませんが、ここまで一致してくると、やっぱり「同一人物なのでは…?」という気持ちが強くなります。
ファンとしては、こういうちょっとした情報もすごくうれしいんですよね。
カレン(DEMONDICE)さんのプロフィール
ここで改めて、カレンさんについて簡単にご紹介しておきます。
- 活動名:DEMONDICE(通称カレン)
- 本名:非公開
- 生年月日:1996年5月31日(2025年時点で29歳)
- 出身地:アメリカ・テキサス州ダラス
- 身長:167cm前後
- 活動内容:ラッパー、作詞家、イラストレーター、MVクリエイター
- 使用言語:英語(ネイティブ)、日本語(かなり流暢)
- 日本在住:2020年1月時点で日本に住んでいると本人が公言
カレンさんは幼い頃から日本のアニメや音楽に深く影響を受けて育ったそうです。
J-POPやアニソンがきっかけでラップに興味を持ち、独学で日本語を学び、現在のような独自のスタイルを確立しています。
実際、彼女の日本語ラップを聴いてみると、語彙の選び方やリズムの取り方がとても自然で、ネイティブでないことを忘れてしまうほど。
そこには、日本語だけでなく日本文化に対する深いリスペクトがあると感じました。
森カリオペとしての活動
森カリオペさんは、2020年にホロライブEnglish(ホロライブEN)の一期生としてデビューしました。
VTuber界において、本格的なラップを取り入れた独自の音楽スタイルで注目を集め、瞬く間に海外・日本問わず多くのファンを獲得しました。
私もデビュー当初から彼女のことを見ていたのですが、正直、「VTuberでここまで音楽に本気な人って珍しいな」と驚きました。
特に、自作の歌詞やMVのクオリティは並外れていて、彼女がただの“キャラクター”ではなく、ひとりのアーティストであることを強く感じました。
森カリオペというキャラには、カレンさんの感性や人生観が色濃く反映されていると思っています。
炎上のきっかけは「ペルソナ3」配信
そんな彼女にも、過去に炎上騒動がありました。
そのニュースを私が知ったのは、SNSでたまたま目にしたときでした。
きっかけとなったのは、2020年12月3日に行われた「ペルソナ3」の実況配信です。
「ペルソナ3」といえば、アトラスが開発した人気RPGシリーズ。
ストーリー性や音楽の魅力はもちろん、独特の世界観が支持され続けています。
私も学生時代にどハマりして、休日を丸ごと費やしてプレイしていた思い出があります。
だからこそ、「このゲームを配信したくなる気持ち、めっちゃわかる!」と共感したのを覚えています。
カリオペさんは配信の中で、「アトラスから配信の許可をもらっている」と発言しました。
ところが、この言葉が誤解を招く結果になってしまったんです。
ファンの“善意”が裏目に出た瞬間
その発言を聞いたファンたちは、「もっと自由に配信できるようにしよう!」という思いから、アトラスに対してSNSやメールで問い合わせを始めました。
その数が予想以上に多かったことで、アトラス側の対応が追いつかず、結果として運営側も困惑してしまったそうです。
当時は、ゲーム配信に関するガイドラインが今ほど明確でなく、許可の有無について判断が難しい時期でした。
実際、私自身も過去に「このゲーム実況してみたいな」と思って調べたことがありましたが、規約が曖昧すぎて配信を諦めた経験があります。
特にペルソナシリーズは、BGMや映像がとても独特で、著作権的にも非常にセンシティブ。
どうやら、その時点では配信許可を正式に得ていなかったようで、それが騒動の原因となったようです。
炎上後の対応とその後の展開
その後、ホロライブの運営とアトラスの間でしっかりと話し合いが行われ、誤解は解消されました。
表向きには大きなトラブルには発展せず、両者の関係も大きくはこじれていないと報告されています。
私もこの報告を聞いたときは、ホッと胸をなでおろしました。
一時はネット上でも「カリオペが悪い」「配信者として無責任だ」といった厳しい意見が飛び交っていたので、彼女の心情を思うと胸が痛くなりました。
でも、カリオペさんはそこから逃げることなく、むしろ自分のスタイルをより磨いていきました。
あの騒動をきっかけに、一段とパフォーマンスや作品の質が上がったように感じます。
炎上を乗り越えた姿に勇気をもらった
正直、私だったら、あんなに多くの人から一斉に批判されたら、きっと心が折れてしまうと思います。
でも、カリオペさん(カレンさん)は、そこから逃げずに受け止め、糧にして、前に進み続けました。
その姿勢に、私はすごく勇気をもらいました。
ネガティブな経験をも自分の力に変えていく姿。
そして、VTuberという枠にとどまらず、ラッパーとして、表現者として、自分の信じる世界を貫いているところ。
本当にかっこいいと思います。
VTuber界にも影響を与えた出来事
この炎上騒動は、森カリオペさん個人にとってだけでなく、VTuber業界全体にも大きな影響を与えました。
それ以降、配信者たちはより著作権やガイドラインに敏感になり、多くの人が企業から明確な許可を取ったうえで配信を行うようになりました。
BGMや効果音にまで気を配り、フリー素材や自作音源を使う人も増えてきました。
中には、配信のためにオリジナルの楽曲やSE(効果音)を制作してしまうクリエイターもいて、そのプロ意識には本当に頭が下がります。
私もブログを運営する一人として、発信には責任が伴うことを再確認しました。
「ちゃんと調べてから行動する」。
当たり前のことですが、これを徹底することの大切さを、改めて強く感じました。
まとめ
森カリオペさんとDEMONDICEことカレンさん、ふたりの共通点をここまで見てくると、かなり高い確率で「同一人物なのでは?」と感じる方も多いのではないでしょうか。
もちろん、公式に明言されているわけではありません。
でも、声や音楽性、MIX師、趣味、イラストのタッチに至るまで、これだけの要素が一致しているというのは本当にすごいことです。
私はファンとして、たとえ中の人が誰であろうと、彼女たちの作る世界が好きで、その才能に心を打たれています。
そして何より、こうして色んな角度から応援できるのが、VTuber文化の楽しさでもあると思っています。
これからも、森カリオペさん、そしてDEMONDICEさんの活動を心から応援していきたいです!