タイ・バンコクを訪れたとき、私が「行ってよかった!」と心から思えたスポットのひとつが、**バンコク国立博物館(Bangkok National Museum)**です。

歴史好きな方はもちろん、タイの文化に触れてみたい方にはぜひおすすめしたい場所なんです。

実際に訪れたときの経験や、行き方のコツ、注意点などをこの記事でまとめてみました。

旅行の予定を立てるときに、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。


バンコク国立博物館ってどんなところ?

バンコク国立博物館は、タイ最大級の博物館であり、王宮のすぐ近くにある歴史的な施設です。

タイ国内各地の遺跡から出土した仏像や陶器、装飾品、伝統衣装など、本物の歴史的遺産がずらりと並んでいて、まるでタイの過去を旅しているような気持ちになります。

私は歴史にそこまで詳しい方ではないのですが、それでも「へぇ〜!」「こんな文化があったんだ!」と、つい見入ってしまいました。

特に印象的だったのが、タイ各地の仏像の展示。

顔立ちや姿勢、衣装などが微妙に違っていて、地域ごとの文化の違いが感じられたのが面白かったです。


基本情報まとめ:訪れる前にチェック!

行く前に、まずは開館情報や料金など、基本的なことを押さえておきましょう。

  • 名称: バンコク国立博物館(Bangkok National Museum)
  • タイ語名: พิพิธภัณฑสถานแห่งชาติ พระนคร
  • 住所: Na Phra That Road, Phra Borom Maha Ratchawang, Phra Nakhon, Bangkok 10200
  • 開館時間: 水曜日〜日曜日 9:00〜16:00(最終入館は15:30)
  • 休館日: 月曜日・火曜日・タイの祝日
  • 入場料: 外国人200バーツ(約800円)、タイ人30バーツ(約120円)

※注意:祝日や特別イベントで臨時休館することもあります。
訪問前には公式サイトやGoogleマップで最新情報をチェックすることを強くおすすめします。


私が選んだアクセス方法:「BTS+ボート」で快適移動!

バンコク市内はとにかく渋滞がひどいことで有名です。

最初はタクシーで行こうかなと思ったのですが、タイ在住の友人から「ボートで行くと景色も楽しめて渋滞も避けられるよ」と教えてもらい、実際にその方法で行ってみました。

結果としては、本当に大正解でした!

では、そのルートを詳しくご紹介します。


ステップ①:BTSで「サパーンタクシン駅」まで移動

まずは、BTS(スカイトレイン)のシーロム線に乗って、「サパーンタクシン駅(Saphan Taksin)」を目指します。

私はホテルがサイアム駅付近だったので、そこから乗車して約10分ほどで到着しました。

料金は距離によって異なりますが、**16〜44バーツ(約65〜180円)**くらいです。

BTSは清潔で冷房もしっかり効いていて、観光客にも使いやすい乗り物です。

切符も券売機で簡単に買えますし、英語表示もあるので安心です。


ステップ②:サトーン船着場からボートに乗る

サパーンタクシン駅を出ると、すぐ近くに**サトーン船着場(Sathorn Pier)**があります。

ここから出ている「チャオプラヤー・エクスプレスボート」に乗船します。

私が利用したのは、オレンジ色の旗が目印のボート。

観光客向けに英語アナウンスもあって、とても便利でした。

運賃はなんと15バーツ(約60円)!

しかも乗船中はチャオプラヤー川の風を感じながら、ワット・アルンや王宮などの有名スポットもチラッと見えるんです。

ボートに揺られながら眺めるバンコクの景色は、本当に気持ちよくて、思わず深呼吸したくなるような時間でした。


ステップ③:ターチャン船着場で下船して徒歩

ボートが到着するのは「ターチャン船着場(Tha Chang Pier)」です。

ここからバンコク国立博物館までは、徒歩で約10分

歩いている途中には、地元のお土産屋さんや、フルーツの屋台、ココナッツアイスのお店など、つい寄り道したくなるポイントがいっぱいです。

私はつい誘惑に負けて、ココナッツアイスを1つ購入

暑い中で食べる冷たいアイスは、体に染みる美味しさでした。


所要時間と費用まとめ

この「BTS+ボート+徒歩」ルートの所要時間は、全体で約40〜50分

費用は合計でだいたい**31〜59バーツ(約130〜240円)**と、とてもお得です。

しかも渋滞に巻き込まれる心配もほとんどなく、景色まで楽しめるので、私はこのルートを強くおすすめします。


その他の行き方:タクシーやGrabも便利だけど…

もちろん、荷物が多いときや、子連れ・高齢の方と一緒の場合は、**タクシーやGrab(配車アプリ)**も便利です。

私も他の日にはGrabを利用したことがありますが、車内はエアコンも効いていて快適でした。

ただし注意点は渋滞です。

特に朝夕のラッシュ時や雨の日は、通常の2倍以上かかることもあります。

時間に余裕を持って出発しましょう。

また、運転手が英語を話せない場合もあるので、Googleマップのスクリーンショットなどで行き先を見せられるようにしておくと安心です。


おまけ:近くの観光スポットも一緒に楽しもう!

バンコク国立博物館は、王宮(グランドパレス)やワット・プラケオ、ワット・ポーといったバンコク屈指の観光名所にも近いです。

私は博物館のあとに、すぐ近くのワット・プラケオにも立ち寄りました。

一日で**「文化+歴史+仏教美術」**の魅力をたっぷり味わえるので、セットでの観光もおすすめです。

歴史と芸術が共存する「中央宮殿(Siwamokkhaphiman Hall)」

まず私が最初に入ったのが「中央宮殿」という建物です。
正式名称は「シワモッカピマーン・ホール(Siwamokkhaphiman Hall)」といいます。

この建物は18世紀末に建てられ、もともとはラマ1世の王子が暮らしていた場所だそうです。
つまり、王族の生活の一部がそのまま残されている貴重な建物なんですね。

入り口の門をくぐって中に足を踏み入れた瞬間、目の前に現れた豪華な屋根の装飾に思わず立ち止まりました。
金色と赤のコントラストが本当に美しくて、青空との相性も抜群です。
私はその光景に感動して、思わず写真を何枚も撮ってしまいました。

館内に入ると、王室が実際に使っていた宝石や衣装、楽器などがガラスケースにずらりと並んでいました。
どれも非常に精巧に作られていて、当時の職人技のすごさを肌で感じます。

特に心を奪われたのが「王冠」と「玉座」です。
王冠には細かい宝石がびっしりと散りばめられていて、ライトに当たるたびにキラキラと輝きます。
そして玉座の存在感も圧倒的。
「これを手作業で作ったなんて信じられない…」と、驚きと敬意がこみ上げてきました。


王家の儀式を知る「葬儀用展示室」

次に訪れたのは、ちょっと重たいテーマではありますが「王家の葬儀展示室」です。
正直、最初は「お葬式の展示ってどうなんだろう」と戸惑いもありました。
でも実際に中に入ってみると、その荘厳な雰囲気と、展示物の迫力に圧倒されました。

ここで特に印象に残ったのが、王室専用の巨大な葬送車「プラ・ラチャ・カーン(Phra Ratcha Khan)」です。
なんと長さは10メートル以上。
全面に金箔と細かい彫刻が施されていて、まるで芸術品のようでした。

この葬送車は実際に王族の火葬式に使われるもので、制作には数ヶ月以上かかるそうです。
2017年、ラマ9世が亡くなったときにも使われ、多くの国民が喪に服し、葬儀には数百万人が参列したと聞きました。
そんな背景を知ってからこの展示を見ると、ただの「展示物」ではなく、国民の想いがこもった「生きた記録」なんだと実感します。


王族の生活に触れられる「赤い館(The Red House)」

博物館の敷地内を歩いていると、ひときわ目を引く赤い建物が見えてきました。
それが「赤い館(The Red House)」です。

この建物は、ラマ1世の妹が実際に暮らしていた木造住宅で、王族の私生活を垣間見ることができる貴重な場所です。
名前の通り、真っ赤な外観がとても印象的で、ついカメラを向けたくなります。

内部には、昔のベッドや家具、食器、そして化粧道具などが展示されています。
私が特に興味をひかれたのがキッチンの展示でした。

炊飯器や急須のような道具が並んでいて、「あれ?どこかで見たような…」と、まるで日本の昔の家庭を思わせるような親しみやすさがありました。
不思議な懐かしさを感じた瞬間です。

また、この建物は「高床式住居」のスタイルを採用しているそうで、タイ南部の伝統的な建築技術が取り入れられているとのこと。
湿気や洪水を避けるために、床が高く作られているのは、まさに気候に適した知恵だなと感心しました。


心が洗われる「ブッダイサワン礼拝堂(Phutthaisawan Chapel)」

そして、私の中で一番心に残ったのが、「ブッダイサワン礼拝堂」です。
ここはラマ1世によって建てられた仏教の礼拝堂で、タイ仏教美術の傑作とも言われています。

堂内に入ると、中央には有名な仏像「プラ・プッタ・シヒン」が安置されていました。
その穏やかな顔立ちを見た瞬間、なぜか涙が出そうになりました。
私自身、特に信仰が強いわけではありませんが、この空間には不思議と心が静まる力があるように感じました。

礼拝堂の壁には、仏教の教えや仏陀の一生が描かれた壁画がびっしりと並んでいます。
ガイドブックに書かれていた通り、左から右へと順に見ていくと、仏陀の物語がまるで絵巻物のように展開されていきます。

私はしばらく仏像の前に座り、静かに目を閉じて過ごしました。
宗教や歴史に詳しくなくても、心が癒やされるような、特別な空間だと感じました。

新歴史館ってどんな場所?

「新歴史館」は、バンコクの**国立博物館(Bangkok National Museum)**の中にある比較的新しい展示施設です。

外観は落ち着いた雰囲気ですが、中に入ると一気に近代的な空間が広がります。

まるでタイの歴史の中を旅しているような演出がされていて、ただ展示を見るだけでなく、体験しながら学べるのが特徴です。

子どもから大人まで楽しめるように、映像やインタラクティブ展示が充実していて、「学び」と「楽しさ」がちゃんと両立しています。


歴史を時代ごとに学べる展示構成

この施設では、タイの歴史が時代ごとに分かりやすく紹介されています。

私が特に興味深く感じたのは、「アユタヤ王朝」と「ラッタナーコーシン時代」の展示です。


アユタヤ王朝の展示に圧倒される

アユタヤ時代は、14世紀から18世紀にかけて栄えたタイの王朝。

私は以前から名前だけは知っていたのですが、ここでその歴史の深さとダイナミックさに圧倒されました。

戦争の様子を再現したジオラマや、当時使われていた武器や鎧の実物展示があって、まるでその時代にタイムスリップしたような気分に。

そして、貿易で使われていた船の模型や、海外との交流についての説明も丁寧にされていて、「アユタヤがいかに国際的な都市だったか」がよく分かりました。

こうしてタイは、ただ国内の政治だけでなく、周囲の国々とも関わりながら形作られてきたんだなと、感慨深かったです。


ラッタナーコーシン時代とラマ5世の改革

ラッタナーコーシン時代(現在のバンコク王朝)に入ると、展示はより現代的になります。

特に感動したのが、ラマ5世(チュラーロンコーン大王)のコーナーです。

この王様は、19世紀末に西洋の技術や文化を積極的に取り入れたことで知られています。

鉄道の敷設や西洋式教育の導入、公務員制度の整備など、今のタイの基盤を作った人なんですよね。

私は鉄道マニアではありませんが(笑)、当時の鉄道の模型や写真を見ると、「この頃からタイは近代国家として歩み始めたんだな」と胸が熱くなりました。


北タイ文化が学べる「北側の展示室」

新歴史館の中には、地域ごとに文化を紹介する展示室もあります。

中でも「北側の展示室」では、チェンマイやランパーンなど、タイ北部の伝統文化が紹介されています。

私は数年前にチェンマイを旅したことがあり、そのときに見た光景と重なる部分も多くて、とても懐かしく感じました。


ランナー王朝の芸術が美しい

ランナー王朝時代の展示では、仏像や陶器、木彫りの祭壇などが並んでいました。

中でも私の目を引いたのは、金箔が貼られた仏像と、色鮮やかな木彫りの装飾品。

どれも細かくて繊細で、見ているだけで職人の技術の高さが伝わってきます。


民族衣装や生活道具も見どころ

また、赤や金などの糸で織られた伝統的な布や民族衣装も展示されています。

見ていてうっとりするほど美しいです。

「これは観賞用なのかな?」と思っていたら、実際にお祭りや儀式で着られていたそうです。

さらに、庶民の使っていた農具や生活用品も展示されていて、タイ北部の人々のリアルな暮らしが想像できました。


多文化が融合する「南側の展示室」

私が個人的に一番心に残ったのが、この**「南側の展示室」**です。

タイ南部は、マレー半島に近く、イスラム文化やマレー文化の影響を強く受けている地域。

だからこそ、他の地域とはひと味違った展示が楽しめるんです。


幾何学模様の陶器やイスラム風の装飾品

展示室に入るとまず目に飛び込んでくるのが、幾何学模様があしらわれた陶器や装飾品

どれも細かくて、デザインがとてもユニーク。

私は今までタイ=仏教というイメージが強かったのですが、ここで「南部にはイスラム文化も深く根付いている」と気づかされました。


海とともに生きる民族の知恵

また、南部は海に面しているため、海洋民族の生活を再現したコーナーもあります。

漁具や船の模型がリアルに再現されていて、「こうやって自然と共に暮らしていたんだな」と感動しました。

昔の港町の資料や、交易で使われていた航路の地図なども展示されていて、タイがいかに海を通じて外の世界とつながっていたかがわかります。


館内の休憩スポットでひと息つけるのも嬉しい

展示をじっくり見ていると、さすがに足も疲れてきます。

そんなときに助かるのが、中庭にある休憩スポットです。

ベンチがいくつも並んでいて、緑に囲まれた癒しの空間。

私はここで撮った写真を見返したり、印象に残った展示についてメモを取ったりして、しばしのんびり過ごしました。


カフェとお土産ショップもチェック!

さらに、館内にはカフェとお土産ショップもあるんです。

私はここで、フレッシュジュースとバナナケーキを注文して小腹を満たしました。

ケーキが意外とふわふわで美味しかったです!

隣のお土産コーナーには、タイの伝統工芸品や博物館限定グッズがたくさん並んでいて、見ているだけでも楽しい空間でした。

つい友達用に、象の刺繍入りポーチを買っちゃいました(笑)。

バンコク博物館でおすすめの服装スタイル

通気性の良いトップス

私は薄手のコットンTシャツを着て行きました。
風が通る素材だったので、汗をかいてもすぐ乾いて快適でした。

もし長時間歩く予定があるなら、UVカット素材のシャツもおすすめです。
汗ジミが目立たない色を選ぶと、見た目も気になりませんよ。

動きやすいボトムス

私は涼しげなリネンのロングパンツを履いて行きました。
足を出すと日焼けも気になるし、蚊に刺されることもあるので、長ズボンが安心です。

女性の場合は、ロングスカートでもOK。
ただし、風でめくれやすいデザインは避けた方が無難です。

足元はスニーカーかスポーツサンダル

博物館の敷地は広く、地面がデコボコしている場所もありました。
私は履き慣れたスニーカーで行って正解でした。

暑い日にはスポーツサンダルでもいいですが、長時間歩くと疲れる場合もあるので、クッション性のあるものを選びましょう。

日よけアイテムは必須

私が持って行って一番役立ったのは「折りたたみの帽子」と「サングラス」です。
日差しが本当に強くて、目が開けにくいほどの眩しさでした。

帽子があるだけで体感温度がかなり違います。
つばが広めのものだと首までカバーできておすすめです。

冷房対策には薄手のカーディガン

館内は意外と冷房が効いていて、汗をかいた体に冷気が当たると寒く感じます。
私は羽織を忘れてしまって、少し体調を崩しかけました。

コンパクトに折りたためる薄手のカーディガンがあると重宝します。


肌の露出が多い服はNGな理由

バンコク国立博物館の近くには、有名な観光地「ワット・プラケオ(エメラルド寺院)」や「王宮」があります。

私も博物館を見学した後にワット・プラケオに立ち寄ったのですが、ここで服装チェックがありました。
肌の露出が多いと、入場を断られることがあります。

特に、ノースリーブ・ショートパンツ・ミニスカートはNG。
友人がノースリーブで行ってしまって、入り口で羽織る布をレンタルする羽目になっていました。

そのときは30バーツくらいでしたが、ちょっと不便ですし、できれば最初からカバーできる服装で行くのがベストです。


水分補給は絶対に忘れないで!

これは声を大にして伝えたいことです。
「博物館には売店があるだろう」と思って水を持たずに入ったら、これが大間違いでした。

敷地内には売店が1カ所あったようですが、見つけにくく、タイミングによっては閉まっていることも。
自動販売機も見かけませんでした。

私は一度水を切らしてしまい、炎天下で本当にキツかったです。
熱中症になるんじゃないかと本気で心配になりました。

博物館の入口近くにはセブンイレブンなどのコンビニがあるので、入場前に飲み物を買っておくのが安心です。
私は次回行くなら、以下のものを持っていこうと思っています。

  • 冷たい水のペットボトル(500ml)
  • 凍らせたスポーツドリンク
  • 塩分補給できるタブレットやキャンディ

※入口では荷物検査があります。
大きなクーラーバッグや大量の飲食物は注意されるかもしれないので、あくまで「個人用」の範囲で持ち込みましょう。


見学後に立ち寄って大満足だった!博物館周辺のおすすめランチ3選

バンコク国立博物館は広くて見どころも多く、ついつい長居してしまいます。
私も3時間以上歩き回って、見終わったときにはもうクタクタ…。
お腹もペコペコだったので、近くのお店でしっかりランチをとることにしました。

ここでは、私が実際に行って「ここにして良かった!」と思ったおすすめランチスポットを3つ紹介します。


① The Sixth(ザ・シックス)

場所はワット・ポーのすぐ近く。
こぢんまりとしたかわいいカフェレストランで、地元の食材を使った創作タイ料理が楽しめます。

私は「トムヤム・スパゲティ」を注文しました。
トムヤムのピリ辛とレモングラスの香りがパスタにマッチして、クセになる美味しさでした。

おしゃれなのに気取らない雰囲気で、店員さんもフレンドリー。
英語も通じるので、観光客にも安心です。

  • 予算:150〜250バーツ
  • 雰囲気:アットホーム
  • 営業時間:10:30〜17:00(火曜定休)

② Krua Apsorn(クルア・アプソーン)

ここは地元の人にも人気の老舗レストラン。
ちょっとだけ歩きますが、並んでも食べる価値ありです。

名物は「カイジャオ・プー(蟹入り卵焼き)」。
ふわっふわで、蟹の旨みがぎゅっと詰まっています。

私はグリーンカレーと一緒に頼みましたが、相性抜群で大満足でした。
混雑する時間を避けたいなら、開店直後が狙い目です。

  • 予算:100〜200バーツ
  • 雰囲気:ローカル感たっぷり
  • 営業時間:10:30〜20:00(日曜定休)

③ Elefin Coffee(エレフィン・コーヒー)

疲れた足を休めたいときにぴったりのカフェです。
広くて席数も多く、冷房が効いていてとても快適。

私が注文した「マンゴースムージー」は、南国らしい甘さで疲れが一気に吹き飛びました。
サンドイッチやケーキなどの軽食も充実していて、観光の合間の休憩にもおすすめです。

  • 予算:100〜200バーツ
  • 雰囲気:カジュアルで入りやすい
  • 営業時間:8:00〜18:00(無休)

まとめ:バンコク国立博物館は「生きた歴史」

今回、バンコク国立博物館を訪れて改めて思ったのは、ここは単なる展示の場ではないということです。
建物そのものが歴史を語り、そこに並ぶ品々が人々の思い出や祈りとつながっている場所なんです。

タイの王族の華やかな生活だけでなく、葬儀という厳粛な行事、そして仏教の精神文化まで、いろいろな面から「タイ」という国を深く知ることができました。

歴史が好きな人はもちろん、芸術や建築に興味がある人にもおすすめですし、心を落ち着けたい方にもぴったりの場所だと思います。

次回バンコクを訪れるときは、ぜひ半日くらいかけてゆっくりと、この素晴らしい博物館を歩いてみてください。